ドメーヌ・ミッシェル・ゲ・エ・フィス / ボーヌ・プルミエ・クリュ・オークシュリア・ヴィエイユ・ヴィーニュ [2011]

Domaine Michel Gay et Fils / Beaune 1er Cru Aux Coucherias Vieilles Vignes [2011]

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ミッシェル・ゲを到着したてで飲んだ時には、ボーヌらしい地味でそれほど複雑さのないワインという印象でした。比較的価格も抑えめなのでそれなりの存在感はありましたが、改めて飲んでみると以前より複雑さが増しています。この作り手の特徴としては派手やかな雰囲気ではなく地味目で落ちついた雰囲気に魅力があります。ブルゴーニュ好きが普段落ちついて楽しむワインとしてはまさにベスト。ボーヌのワインとはこうあって欲しいと思わせてくれるワイン。

ドメーヌ・アンドレ・ヴァタン / サンセール・ルージュ・ムーラン・ヴェル [2013]

Domaine Andre Vatan / Sancerre Rouge Moulin Bele 2013

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アンドレ・ヴァタンはサンセールのコンクールで1位になりかなり人気の高い造り手です。サンセールの現代的なワインではなく古典的な風味を持ちながら現代的な酒質の高い部分もちゃんと持っている優れた造り手です。この赤はブルーベリーのガムってこんなワインの香りから作られたのかな?と思わせるような香りと風味があります。とても軽やかで滑らか。ロワールのでしかあり得ない姿で、クロ・ド・ティエ・ブッフとはまた違った風味でかなり良い感じです。


メオ・カミュゼ・フレール・エ・スール / ブルゴーニュ・ルージュ [2013]

Meo Camuzet Frere & Sceurs / Bourgogne Rouge 2013

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2013年のブルゴーニュは全体的に酸が強い年と言われていましたが、実際できあがったワインを見てみると果実味と酸のバランスはかなり良くそれだけ醸造でコントロールできるようになってきたことを感じさせてくれます。2013年のブルゴーニュを飲むと葡萄の成熟度が高く果実味は軽めですが、酸とのバランスも良く、熟成していくほどに軽やかで風味豊かなワインになっていくことを予感させてくれます。メオのブルゴーニュ・ルージュはメオらしい深い個性がこのクラスのワインにも十分にのっていて実に魅力的な姿。今から十分に楽しめる見事なワインです。このクラスでこれだけ納得感のあるワインはそう多くないですから是非一度お試しください。

マルカリーニ / ドルチェット・ダルヴァ・フォンタナッツァ [2013]

Marcarini / Dolcetto D’alba Fontanazza 2013

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素晴らしくスパイシーで質感の高い香り。ドルチェットとしてこれほどまでに魅力的な香りはそうないだろう。味わいは濃密ではあるが若干いつものヴィンテージより軽めだが、旨さに溢れる見事な味わい。やはりヴィンテージに関係なく見事な味わいを2013年も感じさせてくれる。リーズナブル系のワインの中で、そしてドルチェットの中でもトップクラスであることに変わりはない。


ドメーヌ・ド・ラ・ビュイシエール(ダヴィッド・モロー)/ サントネ・プルミエ・クリュ・クロ・デ・ムーシュ [2012]

Domaine de la Buissiere (David Moreau)/ Santenay 1er Cru - Clos des Mouches 2012

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ダヴィット・モローのワインは果実味がドライ系で派手やかな雰囲気はそれほどないのですが、質感の高さは抜群です。今までサントネにこのような造り手はいなかったため、サントネの新たな可能性を感じさせてくれる造り手でもあります。ドライ系のブルゴーニュは魅力的に感じるものは少ないのですが彼のワインは独特の魅力がちゃんとあります。最近のブルゴーニュから考えるとドライな分1〜2年余計に寝かせる必要があるとは思いますが若くても飲めないわけではありません。2012年はダヴィット・モローのワインとしてはちょっと例外的でふっくらとした部分もあり魅力が倍増しています。正直新しい生産者だけに熟成した姿を見ていないために本当の魅力がどこにあるのかを把握はしていませんが、将来期待できる有望な生産者の一人です。