泡の柔らかさとふくよかなボディー、果実の甘みもすでに十分に感じられまさにベストの時期と言える。こんな姿なら別にシャンパンじゃなくても十分に納得できるど満足度が高い。
入荷した手の状態だが、かなり質感も良く落ちつかせるとかなり深みが出てきそうである。このクレマンの質の高さは抜群で通常のクレマンとは比べものにならない!
比較的泡も穏やかで非常に飲みやすいプロセッコで人気があったのだが、昨年あたりから突如品質がグレードアップした。輪郭が明確になり泡の質感もアップ。これには驚いたが更に魅力を増しこの価格帯では敵無しの存在!
醸造設備を一新してから急に長熟系になっていたのだが、最近はようやく慣れてきたようでかなり以前の雰囲気に近くなってきた。このワインも抜栓直後からふわっとした絶妙な柔らかさがあり、そこに良質な酸が相まって実に美味しい姿になっている。今まさに若い時期のベストと言って良い!
ガイヤーホフは日本に初めて入ってきた頃に比べ果実味が軽めになり全体的に線が細くなり始めた。どうしてこのようなスタイルに変化してきたのかは定かではないが、それでも良質な酸と果実味のバランスは非常に良くこのクラスの白としてはかなりの存在感を示している。まさに単純に美味しく嬉しくなるワインだ。
通常の年のように溌剌とした酸というよりも穏やかで上品な仕上がりだ。もうすでにかなりバランスが良く穏やかながら見事な味わい。相変わらずの美味しさのため今年も売り切れが早そう。
ボノムと同じように今年は比較的おとなしい印象だが全体的なまとめ理は抜群。まだ若干だが樽の風味と凝縮感が気になるが半月も立てば十分に開いてくるだろう。
醸造設備を一新してから急に長熟系になっていたのだが、最近はようやく慣れてきたようでかなり以前の雰囲気に近くなってきた。このワインも抜栓直後からふわっとした絶妙な柔らかさがあり、そこに良質な酸が相まって実に美味しい姿になっている。今まさに若い時期のベストと言って良い!
穏やかで実にまとまりの良い姿だ。これから酸がではじめ溌剌差が出てくるはず。若干若いが半月ほど待てばかなり美味しくなるはず。
かなりしなやかでボディーの厚みもあり何の違和感もないためにこれからどんどん美味しくなっていくはずだ。今でもすでにかなり美味しい状態。マルサネ・ブランはあまりいいものがないという印象だが、パタイユだけは別格!
白に関しても赤と同様にすでに柔らかく魅力的になっている。適度なボディーと旨みが抜群で優しい雰囲気の美味しさ!これからどんどん美味しくなっていくだろう。オークセイ・デュレスの白としては圧倒的存在。
熟度の高いアメリカの葡萄でも酸がしっかりあり樽を使わずにステンレスを使用すると厚みがありながらも実にフレッシュ感があり美味しい白に仕上がる。まさにそんな姿をそのまま感じさせてくれるワインだ。
このワインの凄さは皆さんご存じといえるほどに長い間人気を誇っている。そして毎年質感が上がっているのも凄い。フリウリらしくちょっとフランスのニュアンスを感じさせる明確な美味しさ。誰が飲んでも単純に美味しいと言ってしまう魅力。シャルドネ代わりに飲んでも十分な満足感。まさに反則気味のワインである。
このワインはサヴォワで造られているのだが、ロワールの秀逸なワインをもう少し熟度を上げ表情を豊かにしたようなワインだ。タイトでもあるのだが実に魅力的でこんな魅力を持ったワインは考えるに他には思い当たらない。不思議な存在感を示すワインだが、飲んでみると別に飲んだことがないような味わいではなくどちらかと言えば普通にあって当たり前のような味わい。センスの良さが十二分に発揮されているワインと言って良いと思う。
毎年リリースが待ち遠しくなるほど安定してかなりレベルの高い美味しさでこれほど素晴らしいバランスの美味しさを演出してくれるワインは、ソアーヴェのボルゴレットと同格。酸と果実味のバランス感が最高で何度飲んでも飽きない素晴らしい味わい!
非常に良く熟成されていて、比較的線は細いがなかなか出会えないほどのメルローの魅力がふんだんにでている恐ろしく魅力的なワインだ。抜栓直後から香り高くおっと驚くような旨さがすぐにやってくる。最近若いボルドーばかり飲んでいたせいか久しぶりにボルドーの素晴らしさを体感した。
以前は若々しくたっぷりと乗った甘みが特徴的で誰が飲んでも分かるようなポテンシャルの高さがあった。現在は非常に滑らかになっており全ての要素が一体化してきていて滑らかさと熟成による複雑な要素も出始め旨さのあり方が変わってきた。しかし私が知っている限り最もポテンシャルの高いヴァルポリチェッラだ!
万能型でいつ飲んでもかなり高いレベルで美味しいロッソ・ピチェーノ。2009年から2010年にヴィンテージ変更したが飲んで全く違和感がないほどに品質が似ていて素晴らしいバランス感。とにかく完成度が高い美味しさを持っている。
もうすでに柔らかく開いておりかなり要素が出始めている。穏やかでエレガントな雰囲気で優しそうな表情になってくる事は間違いない。2013年は早熟でかなり早い時期から美味しさを発揮している。
非常にポテンシャルが高く飲み応えのある濃度もあり非常に納得感の高いワインだ。ここ数年のアメリカワインに特徴的な上品さではなくどちらかと言えば以前のアメリカワイン的な濃度とインパクトを感じる日本人好みのワインだと言える。アメリカンオークではなく多分フレンチオーク的な風味があり価格以上の内容!
非常にしなやかで優しい雰囲気。2012年をもっとチャーミングにした感じだ。酸や果実感の不足はなくバランスが非常に良く2011年より遙かに美味しい。年々進化しているパタイユのワインは凄い!
クレモンジョは過去のパタイユの畑の中ではちょっと別格。もしかしたらこれが友人が購入した極めつけの畑のワインかもしれないが、ポテンシャルの高さを見せつけるような風味が実に魅力的だ。これは今でも美味しいがちょっと熟成させてみたい衝動に駆られる。
ピノ・ノワールは2015年初入荷であるが、このピノは実に秀逸。南仏でここまでのピノが出来るとは驚きである。さすがムーラン・ド・ガサック、センスが違う。ブルゴーニュのピノ以外でここまで造りあげるとは頭が下がる。当然リーズナブル系のピノとしてとらえなければならないが、それにしても巧く作られている。
2014年だけにまだ若干若く飲めるのだが本来の姿を感じさせるまでに現段階では抜栓後20分ほどかかる。酸は穏やかで柔らかさがありそれほど多くのフィネスは感じさせないがロワールのピノとしては飲みやすく普段飲みには悪くない。あと少しだけ待てばもっと焦点が合ってくるはず。
実に懐かしい風味。まさにこの地域の古典を感じさせる味わい。そして質も良い。今時の生産者が絶対に作らない味わいだ。でもこれはこれで見事な個性であり美味しいのである。
定番中の定番、このワインはブレンドだがさらっとしていながらも軽すぎず何とも言えない美味しさのバランス感が素晴らしい。メルローやカベルネは良い意味で教科書的な部分があるのだが、このブレンドは絶妙な美味しさを演出していて毎日飲んでも全く飽きが来ない。
理想的な熟成感。まだ若干落ちついてはいないが落ちつけば更なる魅力を出すこと必至。現段階でこのようなワインはなかなか味わうことは出来ないだろう。ラシーヌ初輸入!
スペインのトップの座に君臨するパラシオス。どこが凄いのかというとこのワインを飲んでみれば分かる。ある意味ジャン・ルイ・シャーヴに似ていて最もリーズナブル系でも品質の高さが異常なほどだ。ここまで凄いと呆れてしまうほど。
一世を風靡したグラムノン。世代が変わり今度は自然派のリーダーとして見事なワインを造り出す。飲んだ瞬間からその完成度の高さに驚きを隠せない。一般的に言われているような自然派らしさは全くなく実に見事な姿を現している。これこそ自然派のあるべき姿!素晴らしい!
カカオのような香りと味わい、濃密で酸を全く感じさせない濃厚な姿。実にファンの多いワインで濃いアメリカ好きをあっと言わせる魅力の塊のようなワイン。私でも1杯だけならあ〜凄いなと思わせてくれる。
実に凝縮感が高く濃厚なのだがそこはイタリアワイン、しつこさなど微塵もなく実に魅力的だ。まさに今若い時期の魅力全開。とてもこれがプリミティーヴォとは思えない。